2018年
奄美黒糖焼酎の日

今年の「さたぜぇないとふぇすてぃバル」は9月なんですね。去年は黒糖焼酎の日に合わせての開催で、僕も飲むためだけに奄美大島に行ったのでした。今年は無理だなぁ、予定もあるし。

って、ネットの記事を見てはたと思い出しました。今年の記事、書いてねぇ。

(これまでのの奄美黒糖焼酎の日の記録についてはこちら)
2014年奄美黒糖焼酎の日
2015年奄美黒糖焼酎の日
2016年奄美黒糖焼酎の日
2017年奄美黒糖焼酎の日

ということで今年も飲み会、してました。忙しさにかまけて今の今まで放置でしたが、遅ればせながらでも記録は残しておこうと思います。

前割り4種

今回は黒左党のメンバーを3人招集しての宴。もうみんな黒糖焼酎を知ってるメンツですから、普通に飲み会をしてもなぁと。

ということで考えたテーマは、前割り。我が家の定番酒から、龍宮、天下一、朝日、長雲を選択。全部30度のレギュラー酒を、3日ほど前から前割りにしておいたのです。

グラス3種

そしてもう一つのテーマは、グラス。ワイングラスは最近日本酒界隈でよく目にしますが、焼酎でも度数が低ければいいんじゃなかろうかと。そして朝日酒造さんの100周年の記念グラス。蔵元が香りを楽しめるようにとこの形にされたとか。そして真逆のぽってりとした肉厚グラス。

グラス3種

おつまみはいろんな味を。マンゴーはカリブの料理ススカイに。サバは中華なニラソースの竜田揚げ。ブロッコリーとエビのサラダはマヨネーズではなくヨーグルトベース。朝日酒造さんの白いダイヤを使ったスナップエンドウの胡麻和えに、シチリアのケッパーをガツンと効かせた豚肉の冷菜。箸休めにはカブの漬物。牛肉はブレザオラというイタリアはロンバルディア州の名物である生ハム仕立てに。

前割りって、飲みたいと思ってもすぐに作れないし、晩酌が日常になってないと作り続けるのもなかなか大変。毎晩のように黒糖焼酎を飲んでる我が家でも、そんなにしょっちゅうは作らない。ましてや複数銘柄用意するってそういえばやらないなと。

グラスの違いも、焼酎ではワインや日本酒ほど語られない。そもそも、焼酎の場合は飲み方によってグラスがなんとなく決まってしまうという側面もありますし。

そんなことを考えると、前割り焼酎をストレートで飲むときは、グラスの違いを楽しむチャンスでもあるわけです。

日頃はその日の気分でグラスを選んでしますが、並べることはまずありません。改めて比べてみると、同じ度数、同じ比率で作った焼酎でも銘柄の違いでグラスとの相性も変わってくるから面白いですね。今回だと、長雲や天下一のような濃密さが特徴の銘柄は香りをため過ぎない形のほうが好みだなぁとか。

そんなこんなで数時間、ただただ銘柄を変え、グラスを変え、黒糖焼酎と戯れる夜なのでした。

今年も充実した奄美黒糖焼酎の日であった。

2018/09/13

書いた人

koching

奄美黒糖焼酎語り部。
もったいなくて飲めないお酒を買い集めるのが趣味。
甘いものでも辛いものでも、なんならお酒(の瓶を眺めること)を肴に酒が飲める人種。

写真を撮った人

Pachinkoji

黒糖とオリゴ糖との違いも分からず過ごしていたところ、勧められて飲んでしまったのが運の尽き。 「とりあえずビール」からの脱却を目指す、写真が好きな黒糖焼酎初心者。パチンコ猟でのツマミの獲得を密かに目論む。

Yotsuyasan

「アルコールならエタノールでもいい」という祖父の言葉を信じて育つ。
黒糖焼酎に出会うことでお酒の奥深さに気づき、遅すぎる大人の階段をのぼり始める。写真が好きでPachinkojiとはライバル。